宝物殿 第1展示室

今月の展示室の情報をお知らせいたします。

天神さまへの献上品

太宰府天満宮が御祭神・菅原道真公(天神さま)の聖廟として創建され1100年、その悠久なる歴史の中で
天満宮は、平安時代からの庶民による信仰はもとより、大宰府官人や武将による庇護を受け、文化人・学者の聖地として崇められてきました。
また、幕末の志士が集い維新の策源地となるなど、それぞれの時代で人々の精神的な拠り所かつ政治的な要所としての役割を担ってきました。
ここでは、中世、九州を平定した豊臣秀吉や御本殿を再建した小早川隆景の書状、大谷形部吉継奉納の鏡、三条実美の鎧など、天神信仰の証として天満宮に奉納された品々をはじめ、大切に伝えられてきた貴重な資料を紹介します。


※(写真)鶴亀文懸鏡 大谷形部吉継 奉納


年間スケジュール

黒田家ゆかりの品々

●開催期間:平成25年12月8日(日)~平成27年1月18日(日)

天神さまへの献上品
天神さまへの献上品

その他の展示室

第2展示室

「東風吹かば 匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」

この和歌は、太宰府天満宮の御祭神 菅原道真公が京都を離れる際に自邸の梅の木に向けて詠まれたものです。主との別れを惜しんだ梅の木が一夜にして大宰府まで飛んできたという「飛梅」伝説が生まれ、天満宮の御神木として、今の世に伝わっています。
道真公がこよなく愛された梅は、「天神さま」の象徴として、御神紋はもちろん、境内の様々な意匠に見てとれます。また天神縁起などの史料の他、天満宮に伝わる数多くの文化財には梅にまつわる記述、描画、造形が施されており、ここでは、その一部をご紹介いたします。

※写真:「天満宮縁起画伝」(部分)南庭出現
泊守治 筆、江戸時代

企画展示室

大分県出身のかな古筆の書家 右近正枝氏は、これまで『梁塵秘抄』『源氏物語』『伊勢物語』という我が国を代表する古典文学の完写に取り組んで来られました。
昨年、最古の歌集『萬葉集』二十巻全巻の書写という大業をおよそ一年半の月日をかけて成し遂げられ、このたび、書の神様である太宰府天満宮 御祭神・菅原道真公へ奉納いただく運びとなりました。
これを記念しまして、平成29年9月9日(土)から11月19日(日)まで、「右近正枝書展『萬葉集』-筑紫の歌の世界」を開催いたします。
右近氏が精魂込めて書かれた一字一字は流れるように美しく、漢字と仮名の調和を創出しています。その筆致や巻ごとに趣向が凝らされた書体、選び抜かれた料紙にもぜひご注目ください。
また、「万葉集」の4,500首のうち、筑紫・太宰府の地で大宰帥 大伴旅人が開催した「梅花の宴」での歌をはじめ、筑紫で詠まれた歌は約320首を数えます。それらを詠んだ歌人たちは後に「筑紫歌壇」と称されるようになり、それが筑紫が「万葉のふるさと」と言われる所以です。
このようなことから、当宮で右近氏の展覧会を開催できることは大変意義深く、多くの皆様にご覧いただけますと幸いです。


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